眼疾患の有無
レーシック手術を行うに際して「禁忌」となる疾患があります。
それは、例えば実際の眼疾患です。
眼に何らかの原因による疾患を抱えた状態で、角膜を一部剥離させてレーザーを照射するという治療を行うわけには生きません。
外科手術というものは、たとえどんなに簡便なものであっても、生体にとっては多かれ少なかれ「負荷」を伴うものですから、体調、特に眼そのものが良いコンディションの時に手術を行うべきであることは、誰にでもご理解頂ける点ではないかと思います。
しかし、レーシック手術にとって禁忌となる疾患はそれだけではなく、全身性の結合組織疾患、重症の糖尿病、重症のアトピー性疾患のような、直接眼とは関係がなさそうな疾患も含まれます。
特に角膜疾患をきたす恐れのある薬剤を服用している疾患なども禁忌となります。
この他、妊娠中の方や授乳中の方、あるいは避妊ピルを服用中の方など、ホルモンバランスを崩している方も、「疾患」ではありませんが手術を行うことはできません。
あと、先進安定剤などの向精神薬を使用している方に対しても手術を行うことはできません。
このように書きますと、レーシック手術にはずいぶん沢山の制約があるんだなと感じる方もあるかも知れませんが、眼という極めて大切な身体器官に手を加えるという治療を行うため、また「やむを得ない」手術ではなく明らかに「クォリティ・オブ・ライフ」を求めての行為でもあるだけに、慎重にならざるを得ないので、このような細かな項目を設定して手術を行って大丈夫かどうかを検討します。
むしろ、安請け合いをしない医院こそ信頼できる医院だとお考えください。
特に、収差、瞳孔径、角膜の厚さや近視乱視度数などは測定すればわかりますが、既往症については本人の申告による情報がすべてですので、実際に検査に出向かれるときは、既往症については正確な情報を提示して頂く必要があります。
このような手術前検査を行って適応であるとなれば、執刀医と綿密な打ち合わせを行って手術の詳細を決定して手術の実行となります。
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