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角膜の厚さ

レーシック手術は角膜にエキシマレーザーという医療用のレーザー光線を照射し、角膜のカーブを平らにすることで近視や乱視を矯正する治療法です。

ただし、角膜を削りすぎると穴があいてしまいますので注意しなければなりません。

安全な領域でレーシック手術を行うには、フラップに必要とされる120~180ミクロンの他、施術後に250ミクロンの角膜の厚さが残っている必要があります。

つまり、フラップを160ミクロンに設定した場合、手術後に残しておかなければならない250ミクロンを足して410ミクロンになります。

と言うことは、実際の角膜の厚さ(個人差があります)から、410ミクロンを引いた数値が、角膜を削ることのできる安全領域の数値となります。

平均的な角膜の厚さは、およそ530~550ミクロンと言われており、これが薄すぎると、希望する数値まで視力を矯正するのに削る必要があるとされるだけの角膜の厚さが確保できないことも出てきます。

このような場合は手術を行うことができません。

前段でお話ししましたエピレーシックでは、フラップを薄く取ることが出来るので、手術可能な範囲が広がるのです。

角膜は5層の細胞群からできており、一定の厚さを保っています。

角膜上皮は新陳代謝を繰り返しており、1週間ほどで新しい細胞と入れ替わるといわれています。

しかし、角膜実質は不変細胞です。

レーシック手術は、実質細胞を削ります。

このため、手術によって得られた角膜のカーブの変化(屈折率の矯正)を恒久的に維持することができるのです。

レーシック手術では、角膜を削り平らにしていくことで、近視や乱視を矯正しますが、角膜を削りすぎて薄くなりすぎると、角膜が眼圧に耐えらなくなり、角膜が突出してきます。

これを避けるためにも、レーシック手術を行うにはある程度の角膜の厚さが必要なのです。

角膜の厚さは、パキメーターという器具を使って極めて正確に測定することができます。

測定に当たっては、接触型のセンサーを使用するため点眼麻酔を行います。



レーシックと老眼は、レーシックについて解説しています。

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