レーシックとはどんな治療
レーシックと老眼の関係について正確な知識を得るためには、レーシック手術がどういうものなのか、そして人が老眼になる理由は何かというところをしっかりと理解しなければなりません。
そこでまず、レーシック手術とはどのような手術であるかをこの章では取り上げてみます。
レーシック手術とは、屈折矯正手術のひとつです。
つまりレーシック以外にも屈折矯正手術のメソッドはあります。
しかし、現時点では、レーシックが最も術後の効果が高く信頼性があると言われています。
屈折矯正手術は1970年代に開発されたRK手術がそのスタートですが、これは角膜の上皮に放射状に切り込みを入れて、眼圧によって角膜中央部を平坦化させると言うもので、後に合併症が認められたために、現在では行われていません。
これに対し、1982年から開発されたPRK手術(レーザー屈折矯正角膜表層切除術)はエキシマレーザーで角膜の表面を削るというものです。
レーザーを使うと言うことでRK手術とは一線を画しますが、手術後に疼痛があることがあり、上皮下混濁という問題が発生することもあります。
レーシックは、1990年に考案されたもので、マイクロケラトームという器具を使って角膜の表層をヒンジ部分だけを残して円形に切開し、露出した実質層にエキシマレーザーを照射して中央部を円形に切除し、そこに切開した表層角膜片(フラップ)を元に戻して蓋をするという方法です。
PRK手術のような術後の疼痛がなく、手術直後から視力の回復が見られ、PRK手術で問題となる上皮下混濁もほとんど見られません。
PRKよりも大きな手術効果が見られるというものです。
現在、日本で行われている屈折矯正手術のほとんどがレーシック手術となっています。
この屈折矯正手術とは、角膜の形状に手を加えることによって人間の目の屈折を変化させて、近視を近視でない状態、すなわち「正視」に戻すというコンセプトの手術です。
遠視の矯正もできないと言うことではありませんが、遠視の矯正よりは近視の矯正に適した手術であると考えて頂いてよろしいかと思います。
レーシックと老眼は、レーシックについて解説しています。
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